職務経歴書の書き方

転職活動で重要なツールに職務経歴書があります。新卒の就職活動とは異なり、転職をする際には職務経歴書は必須です。しかし、この職務経歴書が中々書けない、何を意識したら良いのか困る人が多いのも現状です。
今回はそんな職務経歴書の書き方に関して紹介します。

職務経歴書のポイント

職務経歴書を書く場合はポイントがあります。そのポイントを意識しないで羅列に書いたとしても、魅力的な文章にはなりません。
知っておいて欲しいポイントとは、在職中に、何を業務で携わって、どんなスキルを持ってるか？をしっかり判るように描くのがポイントです。

在職期間
どのような仕事をしたか？
どのようなスキルを持っているか？

この3つが1つの職歴に絶対入って欲しいポイントです。
一番相手の人事の人に知りたい情報は、どのようなスキルを持っているかを知りたいことが多いのですが、この部分が抜けている職務経歴書を書いている人が多いので、このポイントを忘れずに書くことが大切です。

職務経歴書の文章の量

職務経歴書の文章の量はA4ワープロ一枚にまとめるのが基本です。
転職が、1～2回でグラフなしの場合は原則それぐらいのボリュームにするのが基本になります。人間、長い文章を読むと頭が疲れて、肝心な情報が残らないことが多いからです。

3～4回経験がある場合は、2枚ほどのボリュームでも問題はありませんが、その場合は、改行や太字等を使用して、読みやすい職務経歴書を作ることが大切です。
読みやすさも、その人の情報をまとめて発表するスキルに直結するので工夫が大切になります。

業種によってはグラフを入れること

業種によっては図やグラフを入れる職務経歴書を作った方が効果的なケースもあります。
例えば、グラフィックや絵を描いている仕事の場合は経歴を書くよりも、実際の仕事の絵を入れることも大切です。

他にも理系の研究職やマーケティングといった場合も、グラフや研究成果を入れた方が効果的に業績をわかりやすく伝えることが出来ます。図表不可と言った制限がない場合はこのような職務経歴書でも問題がありません。その場合でもA4二枚分で収めるのが基本になります。

出来た職務経歴書は一回他人の目を通せ

出来た職務経歴書は、その専門の人と、全く関係職業の人2回読んでもらうのが一番です。
それは、人事の人が読んでも、その業務をしている人が読んでもわかりやすい文章であるかどうかが大切だからです。同じ職務経歴書が、いろんな人の目を通るものなので、そのような添削を行なうとよりわかりやすい職務経歴書を書くことが出来ます。