人事担当者はここを見ている!職務経歴書で良いイメージを与えるには?

面接の前に先方企業に読まれてしまう職務経歴書。「面接で分かってもらえばいいや」などと、適当に書いてしまってはいませんか?
実は職務経歴書は、合否を左右するほど重要なものなのです。少しでも好印象を与える書き方を知り、採用を目指しましょう。

何ができるかを明確に書く

「転職をしよう」と思っているということは、今までいろいろな仕事をしてきたということ。せっかくのその経験が伝わらなければ、書類の段階で落とされてしまいます。また新卒の学生ではありませんから、頑張ってきたことだけをアピールしても意味がありません。

例えばサービス業なら
「チームの雰囲気作りをしてきた」
と書くよりも
「年間20人のアルバイト教育係をしていた」
「クレーム対応を通じて店舗のCSレベルを上げることに成功した」
などと書かなければ、あなたのしてきたことが伝わりません。

エンジニアなら
「顧客のニーズに答えてきた」
と書くよりも
「javaを使った開発に2年間関わり、顧客の求めるサービスを提供した」
と書かなければ伝わりません。

何故なら「チームの雰囲気作りをしてきた」「顧客のニーズに答えてきた」などということは当たり前のことであり、即戦力が求められる転職市場でそのようなことばかり書いている人は「具体的な仕事ができない」とみなされてしまうからです。

「人柄採用」も確かにあります。しかし採用側は、人柄の前にスキルを知る必要があります。自分のもっているスキルは、分かりやすく人に伝える。書面上でもこれができている人は、能力があると思ってもらえるでしょう。

できないことをアピールしない

たくさんの職務経歴書を読んでいると、「未経験なのでできることは少ないと思うが頑張ります」「失敗ばかりしてきたが御社では必死に頑張ります」などの言葉をよく見かけます。このような人は大抵びっしり書き込みをしており、熱意が伝わってきます。

気持ちは分かります。その真面目さ、向上心、素直さは大切なことです。しかし職務経歴書に書くことではありません。その熱意は面接で伝えれば良いのです。

その面接に進むためにも、「できないこと」「ネガティブなこと」は書かないこと。もちろん誇大広告は不要です。職務経歴書は、事実を丁寧に相手に伝えるという「仕事をする上で大切なスキル」が目に見えるものなのです。

まとめ

経験豊富な人事担当者は、職名経歴書である程度の相手の人間性を読み取ることができると言います。
「ぜひ会いたい」「会ったらこれを聞きたい」と思ってもらうためにも、しっかりと人に伝わる職務経歴書を書き上げるようにしましょう。


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