失業保険は転職で無収入になった時に頼りになる収入源

転職時で無収入になったら頼りになる収入源の失業保険に関して解説します。

失業保険とは?

失業保険とは失業した時にもらえる国から支給される、資金のことです。一定期間の受給がないともらうことが出来ないため、自分の加入期間を確認することが大切です。

失業保険は、1年以上支払っていれば、もらっていた給与の一定の割合の金額を受給することが出来ます。

失業保険はあくまで転職活動している人がもらえる

失業保険は辞めたら自動的にもらえる資金ではありません。失業して、働く意志があるよという人に国から支払う金額なので、転職活動をしつつ、ハローワークに行くことで、支給されます。

その為、面接等の練習をしつつ、申請手続きを行なうといった方法で転職活動をするとスムーズに進みます。

失業保険は自己都合・会社都合で受給期間と金額が異なる

失業保険で重要なのは、自分の都合で会社を辞めたか(自己都合)、会社の都合で解雇せざる負えなかったか(会社都合)で、受給開始時期と金額が大きく変わります。自己都合の場合は原則失業してから7日後の待機時間、3ヶ月の給付制限があります。

その間に給付の申請のためにハローワークに通い3回目で失業保険が給付されます。日数数計算で3ヶ月分の支給になります。

会社都合の場合は、当日から計算でなおかつ6ヶ月の受給が有効になります。ですが、自己都合でも即日支給可能で、支給期限を延ばす方法があります。特定理由離職者という制度です。

特定理由離職者になるには?

特定理由離職者とは、自己都合であるものの、転職をせざる状態を強いられた場合に失業保険を長い期間受給することが出来る制度です。主に怪我による失業、妊娠・出産・単身赴任の継続不可と言った一見新卒には関係ないような制度です。

ですが、ブラック企業で働いてうつ病の診断をもらった場合や、会社の人員整理、無理やり自己都合で退職を強いられた場合は、証拠や音声を持っているとこの特定理由離職者に変更することが可能になる場合があります。ただ単に手続きをしてしまうと通常の自己都合と同じ手続きになってしまいます。

ハローワークで辞めざる負えなかった理由をしっかり話すことで、給付条件が変更可能です。

再就職手当とは?

もし、自己都合でも失業保険を受給中に早く転職先が決まった場合には再就職手当の申請をすると、見舞金をもらうことが出来ます。

これは、失業保険全額支払うよりも、早く就職できたねおめでとうという意味で支給される金額です。転職2ヶ月ぐらいで決まったという方は必ず再就職手当をもらうようにしてください。

場合によっては8万円ぐらいの金額が手続き後支給される制度で、転職時一ヶ月目の給与が少ない時期を乗り切るためのありがたい資金になります。


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